可変レバレッジド・ポートフォリオPlus
検証する投資手法の2つ目は可変レバレッジド・ポートフォリオPlusでSPXL、TMF、USA360を組み合わせたポートフォリオです。
ベースはhiroakitさんが提案された可変レバレッジド・ポートフォリオですが、レバレッジド・ポートフォリオPlusではBNDの代わりにUSA360を組み合わせています。
USA360は資産の90%をVTIに、残りの10%にレバレッジをかけて米国の5年国債先物と10年国債先物をそれぞれ135%、合わせて270%を投資しており、株と債券に合わせて資産の360%を投資することができます。債券部分にレバレッジがかかっているので、BNDの代わりにこのUSA360をポートフォリオに組み込むことで、より高いレバレッジが実現できます。
可変レバレッジド・ポートフォリオ(リスク大)はSPXLとTMFがレバレッジETFなので株が占める割合は50%、長期債券が38%、BNDが13%となります。
下記の割合でSPXL、TMF、USA360を投資することで可変レバレッジド・ポートフォリオの株と債券の割合は同じようになり、かつより高レバレッジのポートフォリオとなります。リスクは高くなりますが、レバレッジド・ポートフォリオより高いリターンになることが期待されます。
レバレッジド・ポートフォリオPlusの検証内容
本ブログではSPXL:TMF:USA360=45%:35%:20%のレバレッジド・ポートフォリオPlusを用いて、下記のルールで検証を行っていく予定です。
・リバランスは6カ月に1回(6,12月)
・追加投資分は1か月に25000円(これは4つのポートフォリオとも同額です。)
レバレッジETFを用いるとポートフォリオの割合が簡単にずれていくので、リバランスはとても重要となります。本検証では半年に1回行っていく予定です。加えてレバレッジド・ポートフォリオと同様にSPXL45%の部分を下記のイメージのようにNASDQ100の3倍ブルの投信信託(TQQQ相当)とCURE(ヘルスケア株に3倍レバレッジをかけたETF)に分割する予定です。
*投資の判断は自己責任でお願いします。